FLY　FISHING　NUTS

僕がオフショアの釣り（ベイエリアボートゲーム含む）にはまった理由はいろいろあるけど一番の理由は釣れるからです。

一番初めに行ったのはベイエリアのボートシーバス。
雑誌で見たソルトパターンのストリーマーを持ってよく分からないまま海に出て、「はい。あそこ投げて～」って言われたので投げてひっぱたらいきなり釣れた（笑）　しかもそれだけじゃなく数時間の釣行で２０～３０ぐらいのシーバスが釣れちゃったからハマらないわけないです。　・・・ところでシーバスって言葉は便利ですね。１５センチぐらでも「シーバス釣れた。」っていうと立派な釣果になりますから・・・（笑）

一番最初に行ったのが７、８年前で、毎年渓流のシーズンが終ると年に１，２回行きますがボウズを食らったことはないです。
もちろん自然相手だから、渋い年もあったし、浪がきつくて早めにあがったり、船が出せなかったりあるけど、その前までやっていたオカッパリの釣りに比べたら「楽園か！」ってくらい釣れる印象です。

一方、オフショアのほうは初めての釣行は散々だったんですが・・・
シイラっていうバカでかくて、派手なファイトをする魚がいることは知っていたんですが、もともとルアーの経験も沖釣りの経験も
なかったんですが、なぜかシイラに憧れていて。。。

「どうも静岡の遊漁船が乗り合いでフライをやらせてくれるらしい・・・」という情報を聞いたので、いきなり予約してルアーマン数人、フライマン（僕）一人の状況で１０番のフライロッド一本もって乗り込んだんですが、その日はシイラが見つからなくて（あんまりはっきり覚えてないけどたぶん流れ物がまったく見つからなかったんだと思う。）中盤以降はジギングに切り替わってしまって「はい。水深３０メーターね～」って世界になってしまって手も足も出なかったです。
幸いにもとっても親切な方がルアーロッドを貸してくれて、まったくのシロートだったけどサバがいくらか釣れたんで「もう二度と行かない（怒）」ってことにはならなかったんですが・・・

その日は家に帰ったらすぐにオークションで中古のルアーロッドを探しました（苦笑）
僕はそれ以来、乗り合いで出る時はフライロッドとルアーロッドの両方を持って出かけます。個人のスタイルがあるとは思いますが、フライでは手が出ない状況があるのは事実で指をくわえているよりはマシだと思うし、以外に海の魚（青物）は寛大だったりします。

フライでシイラは２度目の釣行で釣れました。
そのときはサバがナブラを立てていたのでそこにキャスト＆リトリーブしていたらいきなり青い影がフライをひったくって、さらにすごい力でラインを出していって、そしてジャンプ！　
衝撃でした。　
６０センチクラスのサクラマスまでは釣ったことがあったんですが、もう力の質が別物で。。。
しかもその日はシイラが船についてくれたので、そのまま数匹を追加できてやっぱり「楽園！」でした（笑）

初回の釣行はダメでしたけど、シイラも状況さえ悪くなければ（盛期であれば状況が悪い日のほうが少ないと思いますが・・・）釣るのは簡単な魚だと思います。さらにルアーマンとの同乗であれば、魚を寄せてくれる、スイッチを入れてくれるということでますます釣りやすくなります。

とりあえず興味があったら海に出てみることをお勧めします。
８番～１０番の竿とフローティングラインがあればとりあえずは体験できます。
システム等はその後に詰めていけばいいので、まずはとにかく体験したほうがいいです。
あとは分からないことはちゃんと船長や同乗者の人聞けばそれなりに何とかなると思います。（責任は持てませんが・・・）

とりあえず海は出ればきっと楽しいことがある♪　って話です。