2008年11月09日
塩ぬき。
ソルトウォーターの釣りをしていると海水に対するメンテナンスが必要となってくるのだがそのメンテナンスのひとつにラインの塩抜きがある。
簡単に言えばラインに染み込んだ塩分を抜く。ということである。
通常バッキングに使うのはPEラインといわれるポリエチレン素材でできたラインを使用する。(詳しくはGOSEN HPへ。)
PE素材自体に吸水性はないのだが編みこんでできたPEラインの繊維の間には海水が付着する。
この海水(もしくは塩分が)リールやガイド等に悪さをするため定期的に塩抜きという作業を行うのである。
悪さの一例。(ラインに染み込んだ海水がネジ穴周りに溜まって腐食が起こった。)
アルマイトの処理等がなされた素材であっても塩分にさらし続ければ腐食は起こる。上記はメンテが原因であってリールの素材がどうのということではない。
塩抜き作業自体はすごく簡単でラインをリールから抜き取り真水にさらして塩分を抜きリールに戻すだけである。リールごと真水にどぶ漬けしても(当然リールの構造にもよる!)塩抜きはできますが、リール内部の状態も確認したいのでラインを抜いてリールの分解清掃も行う。
一方作業することは非常に大変である。
バッキングラインを空スプール等に巻き取るのだが200m~300mも巻いてあるラインを抜き取るのは結構な重量労働である。
ラインが巻いてあった空スプールを再利用してラインを巻き取る装置(というほど大げさではないが)が市販されているのだが、それを買おうと思いつつ「こんなの自作できそうだよな・・・」と思ってしまいいつも買えずじまいで
結局すべて手動で巻き取ることになるのである・・・
自分が原因なのであるが200mもくるくるやってるとさすがにいやになる。
しかもリールはひとつだけではない!
第一精工 高速リサイクラー
こんなのを導入すれば仕事は速くなるのだけれど・・・
頑張って手動で巻き取るのだ!
巻き取りが終ったラインは僕はそのまま水の中に数時間つけておく。
一方でリールの掃除を行う。
とりあえず分解してスプールの穴や取り付けネジの周りなど通常手が届かないところを重点的に歯ブラシに中性洗剤をつけてゴシゴシやっていく。
今回は異常なしでした
リールフットの取り付けネジの周りなど特に危険な場所です。(写真の白いぶつぶつは水道水の後。これが塩分だと腐食が始まっていく・・・)
一方でギア周りの古いグリスをふき取って新しくグリスアップを行う。
ネジ穴等稼動部分ではないところにも粘度の低いオイルを一滴。
シマノ(SHIMANO) リールメンテスプレー SP-003H
オイル、グリスもいろいろあるけど僕はスピニング、ベイトリールのメンテナンス用のオイル、グリスを使ってます。
後は塩抜きしたラインを元に戻すだけである。
1:1のフライリールで延々くるくる
また200m巻き取るだけである・・・
簡単なことです。。。
通常リールのメンテは僕はソルト用(ソルトにも使えるよ的なやつではなくて)のものを使っているので年に一回大体この時期に行うのみである。
ライトソルトとか表記されている少々値段の安いタイプは僕の経験からするとボディー材自体はそれほど神経質になることはないがネジ周りやリールフット等の細かいパーツが専用ではない場合が多く(鉄の場合もあった・・・ 当然錆びる。)その辺りだけは注意が必要です。
今週末みたいに雨が降って、寒くて釣りができない日の暇つぶしを兼ねてリールと戯れるのも年に一回ぐらいなら楽しいものです。
簡単に言えばラインに染み込んだ塩分を抜く。ということである。
通常バッキングに使うのはPEラインといわれるポリエチレン素材でできたラインを使用する。(詳しくはGOSEN HPへ。)
PE素材自体に吸水性はないのだが編みこんでできたPEラインの繊維の間には海水が付着する。
この海水(もしくは塩分が)リールやガイド等に悪さをするため定期的に塩抜きという作業を行うのである。
悪さの一例。(ラインに染み込んだ海水がネジ穴周りに溜まって腐食が起こった。)
アルマイトの処理等がなされた素材であっても塩分にさらし続ければ腐食は起こる。上記はメンテが原因であってリールの素材がどうのということではない。
塩抜き作業自体はすごく簡単でラインをリールから抜き取り真水にさらして塩分を抜きリールに戻すだけである。リールごと真水にどぶ漬けしても(当然リールの構造にもよる!)塩抜きはできますが、リール内部の状態も確認したいのでラインを抜いてリールの分解清掃も行う。
一方作業することは非常に大変である。
バッキングラインを空スプール等に巻き取るのだが200m~300mも巻いてあるラインを抜き取るのは結構な重量労働である。
ラインが巻いてあった空スプールを再利用してラインを巻き取る装置(というほど大げさではないが)が市販されているのだが、それを買おうと思いつつ「こんなの自作できそうだよな・・・」と思ってしまいいつも買えずじまいで
結局すべて手動で巻き取ることになるのである・・・
自分が原因なのであるが200mもくるくるやってるとさすがにいやになる。
しかもリールはひとつだけではない!
第一精工 高速リサイクラー
こんなのを導入すれば仕事は速くなるのだけれど・・・
頑張って手動で巻き取るのだ!
巻き取りが終ったラインは僕はそのまま水の中に数時間つけておく。
一方でリールの掃除を行う。
とりあえず分解してスプールの穴や取り付けネジの周りなど通常手が届かないところを重点的に歯ブラシに中性洗剤をつけてゴシゴシやっていく。
今回は異常なしでした
リールフットの取り付けネジの周りなど特に危険な場所です。(写真の白いぶつぶつは水道水の後。これが塩分だと腐食が始まっていく・・・)
一方でギア周りの古いグリスをふき取って新しくグリスアップを行う。
ネジ穴等稼動部分ではないところにも粘度の低いオイルを一滴。
シマノ(SHIMANO) リールメンテスプレー SP-003H
オイル、グリスもいろいろあるけど僕はスピニング、ベイトリールのメンテナンス用のオイル、グリスを使ってます。
後は塩抜きしたラインを元に戻すだけである。
1:1のフライリールで延々くるくる
また200m巻き取るだけである・・・
簡単なことです。。。
通常リールのメンテは僕はソルト用(ソルトにも使えるよ的なやつではなくて)のものを使っているので年に一回大体この時期に行うのみである。
ライトソルトとか表記されている少々値段の安いタイプは僕の経験からするとボディー材自体はそれほど神経質になることはないがネジ周りやリールフット等の細かいパーツが専用ではない場合が多く(鉄の場合もあった・・・ 当然錆びる。)その辺りだけは注意が必要です。
今週末みたいに雨が降って、寒くて釣りができない日の暇つぶしを兼ねてリールと戯れるのも年に一回ぐらいなら楽しいものです。
Posted by ffnuts at 21:40│Comments(0)
│メンテ&リペア