2008年08月21日
乗り合い船でのフライ
僕がよく乗る新居の隆栄丸はフライも受け入れてくれる親切な遊魚船ですが、基本的にはルアー客がメインです。これは船長がルアーがメインと言っているいるわけではないですが、現状ルアーの客が大半で、ルアーマンが大勢いる中でバックやサイドを構わずキャスティングをするわけにはいかないということです。
ではどうやって釣るのかというと通常シイラゲームでは漂流物等を見つけて叩いていくので、たいていのルアーマンはミヨシ(船首)に入りたがります。なのでフライはトモ(船尾)に入って釣りをします。
ここでひとつ問題なのが船に付いているスパンカーの存在です。(簡単に説明すると風を平行に受けて船首を風上に保つ為、船尾のあたりについている帆のようなもの)これのせいでバックがとりにくくなります。つまりはキャスト方向が限られてくるわけです。
「それじゃあ漂流物に向かってキャストできないじゃん!」ってことになるのですがその通りです。
しかし現実的には仮にルアーマンと並んでキャスト角度も自由にキャストできたとしても、ヨーイドンでキャストを始めるとルアーマンに先にキャストされてしまいます。するとそのポイントのシイラの群れは最初に着水したルアーに付いてルアーの進行方向=船のほうに寄ってきます。もしくはルアーにかかったシイラについて船のほうに寄ってくるのです。
そして活性の上がったシイラは船に付いて船の周りをグルグル回り始めるのです。(ルアーマンがティーザーマンになるわけです。)
目の前数メーターのところを回遊してくるシイラを待ってタイミングよくキャストすれば釣りが成立するというわけなのです。
というわけで一旦船について活性が上がったシイラであればロールキャストでもOKなわけで、キャスティングに自信がない人でもオフショアのシイラゲームに関してはお勧めできるのです。(フックをバーブレスにしておけばなおさら安心です。)
もちろんキャスト角度に制限はありますが思いっきりライン出すこともできます。
ただし群れが小さかったり、単発でしか魚がいない状況では不利になります。アピール力の違いだと思いますが、同時にキャストできたとしても大抵はルアーのほうに先に出てしまいます。
シラスベイトの時期はベイトが小さすぎてルアーでは釣れないと聞きますので、その時期に行けばフライの独断場になるんじゃと思ってますがシーズン初期のその時期には乗ったことがないので一度体験してみたいとは思っています。
船の船首に立って思いっきりフルキャスト!ってイメージがあるかとは思いますが、現実的にはそれは仕立て(チャーター)での話ですね。。。
「キャステイングも自由にできないんじゃ面白そうじゃないね・・・」って思われる方もいるかと思いますが、ルアーでもキャストは安全の為アンダーハンドキャスティングのみって所もあるなか(隆栄丸はそうではないんですが・・・)フライでのキャスティングを認めてもらえるだけでもそうとうに寛大な船であると僕は思います。
ただめったにはないことですが乗り合いであってもミヨシを独占できるラッキーな日もあります。
ゆとりのある(?)グループや船酔いに弱いグループと乗り合いになったときは、彼らはトモ側に入ってくれたり、ある程度釣りをしたらミヨシを譲ってくれたりするのでそういう場合はミヨシ貸し切となるのです。
あくまでもラッキーな場合です。。。
もうひとつの大敵は風です。
仕立ての場合は「風上からつけて。」というだけでOKなんですが、乗り合いの場合は必ずしも追い風のみでキャストできるわけではありません。
障害物のない海の上を走ってくる風は体には大して感じなくても、意外にキャストには支障をきたします。
安全のこともありますのでポイント毎に風向きを把握しておくようにしたほうがよいです。
また午前中は大丈夫なんですが、午後につれて大抵風が強くなってきますので、そういう場合のことも考慮しておいたほうが無難です。
僕はそういう時はさっさとルアーマンになりますが・・・
乗り合いである以上どうしても制限されることは出てきます。場合によっては船がシイラゲームをあきらめてジギングに変更ということもあります。その点は考慮して船に乗ってもらったほうが万が一の時に落胆することがないと思います。
ちなみに隆栄丸は正確には隆栄丸グループになります。隆栄丸の船長がお客さんの数にあわせて新居周辺の船を手配してくれるので、必ずしも隆栄丸に予約しても隆栄丸に乗れるわけではありません。何隻かは遊漁メインで操業しています。一方で職漁メインの船に乗ることもあります。
フライの人は何人かいるようですが現場で同乗したことはありません。
天候や海の状況、また乗る船、同乗者の数によっていろいろ変わって来ますので、もし実際に乗られる場合は2,3回は乗って判断してもらいたいと思います。
ではどうやって釣るのかというと通常シイラゲームでは漂流物等を見つけて叩いていくので、たいていのルアーマンはミヨシ(船首)に入りたがります。なのでフライはトモ(船尾)に入って釣りをします。
ここでひとつ問題なのが船に付いているスパンカーの存在です。(簡単に説明すると風を平行に受けて船首を風上に保つ為、船尾のあたりについている帆のようなもの)これのせいでバックがとりにくくなります。つまりはキャスト方向が限られてくるわけです。
「それじゃあ漂流物に向かってキャストできないじゃん!」ってことになるのですがその通りです。
しかし現実的には仮にルアーマンと並んでキャスト角度も自由にキャストできたとしても、ヨーイドンでキャストを始めるとルアーマンに先にキャストされてしまいます。するとそのポイントのシイラの群れは最初に着水したルアーに付いてルアーの進行方向=船のほうに寄ってきます。もしくはルアーにかかったシイラについて船のほうに寄ってくるのです。
そして活性の上がったシイラは船に付いて船の周りをグルグル回り始めるのです。(ルアーマンがティーザーマンになるわけです。)
目の前数メーターのところを回遊してくるシイラを待ってタイミングよくキャストすれば釣りが成立するというわけなのです。
というわけで一旦船について活性が上がったシイラであればロールキャストでもOKなわけで、キャスティングに自信がない人でもオフショアのシイラゲームに関してはお勧めできるのです。(フックをバーブレスにしておけばなおさら安心です。)
もちろんキャスト角度に制限はありますが思いっきりライン出すこともできます。
ただし群れが小さかったり、単発でしか魚がいない状況では不利になります。アピール力の違いだと思いますが、同時にキャストできたとしても大抵はルアーのほうに先に出てしまいます。
シラスベイトの時期はベイトが小さすぎてルアーでは釣れないと聞きますので、その時期に行けばフライの独断場になるんじゃと思ってますがシーズン初期のその時期には乗ったことがないので一度体験してみたいとは思っています。
船の船首に立って思いっきりフルキャスト!ってイメージがあるかとは思いますが、現実的にはそれは仕立て(チャーター)での話ですね。。。
「キャステイングも自由にできないんじゃ面白そうじゃないね・・・」って思われる方もいるかと思いますが、ルアーでもキャストは安全の為アンダーハンドキャスティングのみって所もあるなか(隆栄丸はそうではないんですが・・・)フライでのキャスティングを認めてもらえるだけでもそうとうに寛大な船であると僕は思います。
ただめったにはないことですが乗り合いであってもミヨシを独占できるラッキーな日もあります。
ゆとりのある(?)グループや船酔いに弱いグループと乗り合いになったときは、彼らはトモ側に入ってくれたり、ある程度釣りをしたらミヨシを譲ってくれたりするのでそういう場合はミヨシ貸し切となるのです。
あくまでもラッキーな場合です。。。
もうひとつの大敵は風です。
仕立ての場合は「風上からつけて。」というだけでOKなんですが、乗り合いの場合は必ずしも追い風のみでキャストできるわけではありません。
障害物のない海の上を走ってくる風は体には大して感じなくても、意外にキャストには支障をきたします。
安全のこともありますのでポイント毎に風向きを把握しておくようにしたほうがよいです。
また午前中は大丈夫なんですが、午後につれて大抵風が強くなってきますので、そういう場合のことも考慮しておいたほうが無難です。
僕はそういう時はさっさとルアーマンになりますが・・・
乗り合いである以上どうしても制限されることは出てきます。場合によっては船がシイラゲームをあきらめてジギングに変更ということもあります。その点は考慮して船に乗ってもらったほうが万が一の時に落胆することがないと思います。
ちなみに隆栄丸は正確には隆栄丸グループになります。隆栄丸の船長がお客さんの数にあわせて新居周辺の船を手配してくれるので、必ずしも隆栄丸に予約しても隆栄丸に乗れるわけではありません。何隻かは遊漁メインで操業しています。一方で職漁メインの船に乗ることもあります。
フライの人は何人かいるようですが現場で同乗したことはありません。
天候や海の状況、また乗る船、同乗者の数によっていろいろ変わって来ますので、もし実際に乗られる場合は2,3回は乗って判断してもらいたいと思います。
Posted by ffnuts at 09:53│Comments(0)
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