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2008年09月28日

今シーズンの最後に。

9月27日 今シーズンを締めくくる渓流行にNさんと出撃。

9月の最終週ということで人が多いのは覚悟のうえで何とか一匹最後に魚の顔が見たいと岐阜県M川水系に向かう。
今回は2本立ての計画でまず第一ラウンドではダムサシの大物狙いで1か0の釣りをして、第二ラウンドで保険の川で魚の顔を見るという計画。

目指す川に近づいてくると所々の木々が落葉していたり、色が付き始めていたりともうこちらは秋の準備が始まっている。
道中見かけた温度計は11℃だった。
車を降りると寒い。 長袖シャツにさらにジャケットを羽織ってちょうどいいぐらいだ。

川に下りるて水に手を浸すと冷たい。 活性が少々心配だが釣りを始める。
所々で針に乗らないようなチビがちょっかいを出してくる。とりあえずサイズの反応はなく。ところどころで先行者の足跡もある。でもそれは覚悟していたことなので、そのうちなんか出てくるでしょ。と最後の釣行を丁寧に釣っていくことを心掛けて上って行く。

ずいぶん上流に釣り上ってきた。川が狭くなってきて2人で釣りをするのが少々辛くなってきた。一応この川は僕が案内する形なのでとりあえずNさんには一匹釣ってもらいたい。
分流の跡があったので本流区間をNさんに譲って上流に入る。20Mほど下流のNさんを時々見ながら釣りをしていく。
ふと下流を見るとNさんの竿が曲がっている。竿の曲がりからしてチビではないようだ。
Nさんが出したネットに魚が入る。
でもちらっと見えた魚の色がずいぶんオレンジっぽい。婚姻色が出てるのかな?と思いながらネットを持つNさんが上ってくるのを待つ。
「Hの邪魔しちゃったよ~」 
Nさんが苦笑いしながら上ってきた。
ネットに入っていたのは見たこともないような婚姻色のアマゴだった。
秋になるとこの川はペアリングが始まって、なにをやってもフライを咥えないことがある。とは聞いていたが僕は実際に目にしたことはなかった。 初めて見る婚姻色アマゴとこの川が生きていることに感動。。。
写真を撮らせてもらってリリース。
お決まりの文句だが元気に子供を残して欲しいと心から思う。

今シーズンの最後に。
フライに出ちゃった雄アマゴ。 ちゃんと子孫繁栄に集中しなさい! でも普通こんなになったらフライは咥えないと思うのだが・・・

Nさんが釣ってくれたのであとは僕が釣るだけだ。
さらに集中して上を目指す。
しばらくすると小さな淵のかたで黒い魚が浮いてきた。ぎりぎりでドラッグがかかってしまい、魚が沈んでいくが流れ出しに入ってしまい必死に戻ろうとプチ滝登りをして帰っていった。
なんとなく微笑ましくていつもなら見逃してやろうかと思うのだが、今日はこちらも必死なのでフライを変えて再度流す。
今度ははっきり魚が見えた。オレンジ色がずいぶん濃く見える。しかも2匹いる。
ここでもペアリングをしてるんだ。。。 フライを食べたいんじゃなく、邪魔な感じだ。
もう一度だけと持ってる一番大きくて、派手なウエットを流してみる。やはり浮いてはくる。。。
ふと我に返る。
釣っちゃだめだよな・・・

「Nさん上がりましょうか。 釣れなかったけどいいもん見れたんで。」
第一ラウンドを終ることにした。


第二ラウンドの川は人気の川なのでやはり人が多い。
人にいないところを見つけて入渓するが、チビが出るだけで針に掛からない。
がんばってフライを流していくとやっと10センチほどのアマゴが釣れた・・・
これが今シーズン最後の魚なのもちょっと寂しいのでさらに釣りを続けるがやはり反応するのはチビばかり。
ずいぶん暗くなって冷えてきたので帰ろうかとも思うが、最後なのでもう少しがんばることに。
堰堤下のポイントに最後の勝負を賭ける。
落ち込み脇のポイントでようやくまともなサイズが出てくれた。

今シーズンの最後に。
今シーズンを締めくくる最後の渓魚。 やはりほんのり秋化粧が始まってた。

今年は海に夢中で川に殆ど行かなかったが最後の日に貴重なものが見れて結果忘れられないシーズンになりそうです。


さて。。。
秋の海は忙しいからまだまだ釣りに行かなきゃ♪ 
NUTSな僕です・・・








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